コットンの糸を一から作る!【綿花の紡ぎ方】

糸紡ぎ

どんな環境でも育ちやすい綿花。なんでも簡単に手に入る今の時代、1から糸を作るのは新鮮。

いただいた綿を紡ぐ過程、苗の成長過程を記録していきます。

綿花を育てる

綿は、根がしっかりとはる植物。植え替えを嫌うので、発芽用ポットである程度大きくしたら、根を切らないように大きな鉢に移し、その後は植え替えをしません。

8月初旬、白い花が咲き始めました。1株から複数の花が咲きます。

その後、受粉すると実が膨らみ始め、これが茶色くなり、割れたころが収穫時。

8月後半から9月ごろ、実を観察すると、割れていました!!!
実が割れてきたら、収穫してもよいと聞いていたので収穫。

しばらく放置しておくと水分が飛んで、開きが大きくなっていました。

どんどん収穫できることを予想していたのですが、まさかのアブラムシがついてしまい、結局この2つの実を収穫したあと1,2個取れてからは蕾の状態でダメになってしまい、終了。

綿花を育てるときは、虫にご注意ください!

綿花の紡ぎ方

下準備①(種とり)

まず、綿と種を分けます。この時ゴミも出来るだけ取り除いておくと後の処理がしやすくなります。

種は無理やりひっぱるのでなく、繊維に沿ってほぐすようにすると、取り出しやすいですよ。

下準備②(カーディング)

◆必要なもの…カーダー(アッシュフォード製を使っています) /  割りばしのような木の棒

綿を少しだけカーダーにのせ、叩いくようにして空気を含ませながら、カーディングしていきます。
この時、毛がすごい飛ぶので、室外での作業がおすすめ!
風が強い日は、カーディングしたものも飛ばされていくので、できあがったものは蓋つきの入れ物にいれるなど注意してください。


空気を含ませるようにほぐしたら、次は繊維の向きがそろうようになでるようにカーディングしていきます。
この繊維をそろえる作業を適当にすると、紡いだ時に糸がぼこぼこになったり、うまく撚りがかかってくれないので、丁寧にしておくと良いですね。ゴミも、この時できるだけ取り除いておくとGoodです。

【手紡ぎ】綿のカーディング方法 / How to prepare for spinning Cotton

糸車で紡ぐ

◆使用した糸車… Ashford製のトラディショナル or トラベラー
羊毛紡ぎに使われる、足踏み製の糸車を使っています。綿用の糸車は右手で車輪を回しながら紡ぎます。

撚りはきつめに、かけていきます。撚りがあまいと、編んだ時に毛玉ができやすくなりますし、双糸にするときに切れやすいです。
糸は、単糸を2本つむぎ、最後にその2本を合体させて双糸にしていきます。

↓左が、単糸の状態の糸。右が合体させた双糸の糸。

撚り止めをする

60度くらいの熱湯を用意し、キャップ一杯のユニソフナーか柔軟剤を入れます。
紡いだ糸をつけ、20分放置。


お湯を捨てて、水を切り乾かします。
撚り止めをした糸は、する前よりもふわふわに仕上がります。

完成

完成した糸は、市販の糸よりもふわふわと柔らかく、空気をたくさん含んでいるため、夏用というよりは春秋に着るウェアに使う方がよさそう!

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